2004年03月05日

生と死について  3

今日新聞を読んだり,此れを読んだりするうち,いろいろ考えました。以下,要点を纏めると……
1)明治時代以前は,葬儀は白装束を着るのが一般的だった。勿論,此れでは無い。
2)結婚式の時,花嫁が白装束に身を包み,角隠しをするのは,神仏の前に出るという神聖な儀式に神聖な色を身に付けるという意味が有るとともに,仮死状態で実家から送り出されるという意味が込められている。要するに,嫁に出す時点で,「○○家(新婦側)の娘は死にました」ということ。
3)「お色直し」は,再生の儀式のことであり,「△△家(新郎側)の嫁として生まれ変わり,△△家の色に染められました」ということらしい。
さて,高校・大学と寺山修司の文庫本を漁っていた僕は,
「生と死は平行して進む。生が終わる時,死も終わる」
という一節が好きでした。ですから,この結婚式についての論理は頷けました。

揃々卒業シーズンですが,此れも同じことが言えると思います。卒業の時にどうして悲しくなるのか?……其れは,それぞれ其の時代の自分が死ぬからだとは言えないだろうか?新しく生まれ変わるために,1回リセットして死ぬという儀礼が必要なんだろうな。

……などなど,柄にも無く色々考えてしまいました。

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