2007年08月08日
泣き虫弱虫諸葛孔明
ほんとうの孔明は、こんな人じゃなかったと思う(作者談)………と帯で仰せの通り、演義と正史に書かれているように帰結しようという試みの為、どんどん孔明が変態性を増していきます。また、先生の手に掛かれば、劉備もフリーキーな猿、関・張・趙も殺戮大好きっ子になります。いやあ面白い。
キーワードは幾つかありまして、「臥竜」「宇宙」「引き分け」などなど(ネタバレしないように簡単に紹介)、第弐部も楽しみです。個人的には、英語版が混入してきた辺りから行き当たりばったりな感じがツボに入りました。括弧の使い方も勉強になります。
あ、使用上の注意ですが、三国志も酒見賢一も初体験の人はお薦め致しません。前者は吉川英治か横山光輝(よく絵が浮かぶので『蒼天航路』も可)、後者は『後宮小説』『墨攻』『陋巷に在り』辺りを先ず読むと佳いと思います。
泣き虫弱虫諸葛孔明
泣き虫弱虫 諸葛孔明 第弐部



