2006年07月25日

『ハウルの動く城』を息子と鑑賞  3

33fe1232.jpg 日中、嫁が出掛けて空豆がかなり愚図っておりましたので、先週録っておいた『ハウルの動く城』を2人で観る事にしました。

 以下、ネタバレ有りです。


 一番の懸念は木村拓哉でした。矢張り何を演っても木村拓哉である事は変わりがありませんでしたが、アニメイションだけに違和感を感じたのも事実。彼や師匠である田村正和や浅野忠信ら「何をやっても同じ=自然体派」に共通する事は、台詞以外の立ち振る舞いや存在感も含めてが演技なのに、アニメだと声のみになってしまうから良さが殺されてしまっているのかな?頑張っている事は伝わるんだけど、目で見ているハウルの動きと声とに隔離があったような気がします。ジャニタレを安易に使うべからず、です。価値を下げますよ。

 其の点、倍賞千恵子は素晴らしかったです。少女はきついけれど、作中どんどん若返るソフィーを巧く演じていると思います。主題歌も歌って(而も、作詞が谷川俊太郎!)大活躍です。軽視されそうだれどかなり重要な役回りのカルシファーの我修院達也(是非公式頁も見ていただきたい)に至っては最早安心出来ます。

 空豆ですが、機関車や自動車、飛行機で最初は喰い付き、其の後、サリマンの犬を気に入っていました。中でも、動く城が一番大好きになったようで、段々毀れていく城が真っ二つになるシーンでは大泣きしてしまいました。好きな城が毀れたのと感情移入していたのと、2歳児なりに感想があったようです。長編アニメは初めてですが、そんな感情の表現に親として嬉しくなりました。後で「ちろ(城)がちっちゃくなったのね」と、其の場に居なかった嫁に何度も説明していました。

 愛をど真ん中に据えた作品という事は分かりましたが、個人的にはハウルが戦うシーンがもっと欲しかったのと、サリマン先生との直接対決が見たかったのが心残りです。突っ込み所は満載なんだけれど、映像の素晴らしさが「問答無用!」と言わんばかりの出来。

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