2008年04月08日
『水滸伝』第1巻 北方謙三
今年は水滸伝元年にしようと年頭に決めました。横光水滸伝をちょっと読んだ程度の俺には、吉川英治から手を出すのが順当かもしれないのですが、司馬遼太郎賞を貰った本作から始めることにしました。
人物一人ひとりが深く掘り下げられており、登場する章では恰も主人公の如く振る舞いますし、また、読後に解説を読みますと、オリジナルの人物やエピソードも加えられているということで、三国志で言えば『蒼天航路』みたいだなと感じました。漫画だけど。
ハードボイルドな北方節炸裂でして、男の描き方、取り分けニヒルな生き様や武術の場面が熱い。
1巻では、宋江や晁蓋らの「志」は胎動を始めたばかりで、未だ未だ全貌は捉えられません。今後、林冲や魯智深などの各地の「点」がどのように結ばれて「線」となり、梁山泊という「面」を成して物語を紡いでいくのかが愉しみです。既に禁軍に破れるという結末を知っている訳ですが、其れすらもどう料理していくのか、注目したいと思います。
水滸伝〈1〉 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44) (集英社文庫)
人物一人ひとりが深く掘り下げられており、登場する章では恰も主人公の如く振る舞いますし、また、読後に解説を読みますと、オリジナルの人物やエピソードも加えられているということで、三国志で言えば『蒼天航路』みたいだなと感じました。漫画だけど。
ハードボイルドな北方節炸裂でして、男の描き方、取り分けニヒルな生き様や武術の場面が熱い。
1巻では、宋江や晁蓋らの「志」は胎動を始めたばかりで、未だ未だ全貌は捉えられません。今後、林冲や魯智深などの各地の「点」がどのように結ばれて「線」となり、梁山泊という「面」を成して物語を紡いでいくのかが愉しみです。既に禁軍に破れるという結末を知っている訳ですが、其れすらもどう料理していくのか、注目したいと思います。
水滸伝〈1〉 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44) (集英社文庫)トラックバックURL
コメント一覧
1. Posted by よしのん
2008年04月08日 22:33
30過ぎて漸く書が好きになりました。
昔々HotDogPressで、
「若者よ!童貞を捨てちまえ!ソープへ行け!」
と毎号叫んでいたのが北方謙三が懐かしいです。
昔々HotDogPressで、
「若者よ!童貞を捨てちまえ!ソープへ行け!」
と毎号叫んでいたのが北方謙三が懐かしいです。
2. Posted by
ブ王
2008年04月09日 00:23
確かにホットドッグの「ワイン片手にバスローブ」の印象は拭えない。だから、歴史物に傾倒したのを知って興味が湧いたのもある。然し、mixiに君が読書感想文(DKB)を載せていて感心していたよ。よく勉強していますなあ。






