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2008年05月10日
『水滸伝』第7巻 北方謙三
先程読了。給料が入る迄カツカツなので、8巻は当分買えそうにありませぬ。
官軍10万が宋江ら5名を取り囲んだ太原府の戦いから始まり、雷横の奮迅、少華山の攻防と阮小五、李富と聞煥章のコンビネイション、魯達と大刀関勝・宣賛、林冲と史進、荘軍と時遷、などなど。兎に角、晁蓋が
水滸伝 7 (7) 烈火の章 (集英社文庫 き 3-50) (集英社文庫 き 3-50)
官軍10万が宋江ら5名を取り囲んだ太原府の戦いから始まり、雷横の奮迅、少華山の攻防と阮小五、李富と聞煥章のコンビネイション、魯達と大刀関勝・宣賛、林冲と史進、荘軍と時遷、などなど。兎に角、晁蓋が
これは、絶対に負けられぬ。すべての闘いは、ここからはじまると言ってもいい。と言うので、7巻迄は前哨戦だったのやもしれません。まあ、此れからどうなるんだろうと、更に楽しみは続きます。死んだ歴々に敬意を表して、短く此の稿を閉じます。
水滸伝 7 (7) 烈火の章 (集英社文庫 き 3-50) (集英社文庫 き 3-50)2008年05月07日
『水滸伝』第6巻 北方謙三
出張終わりの車中で読了。
今巻のメインディッシュは、矢っ張り秦明の活躍かなあ。此れで、清風山も山寨として機能し、もう一つの梁山泊になって発展するのでしょうか。飛竜軍の活躍も期待したいです。林冲率いる騎馬軍も、段景住と皇甫端を得て充実してきました。
一方、青蓮寺側に聞煥章という未知数の新星が現れ、宋江一行が王和の軍に追い詰められてきました。両者の背景を知っている読者は何だか「志村後ろ!」という気分でして、「武松も李逵も陶宗旺も、誰一人として死ぬなよ」と自ずと応援しているのでした。
水滸伝 6 (6) 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49) (集英社文庫 き 3-49)
今巻のメインディッシュは、矢っ張り秦明の活躍かなあ。此れで、清風山も山寨として機能し、もう一つの梁山泊になって発展するのでしょうか。飛竜軍の活躍も期待したいです。林冲率いる騎馬軍も、段景住と皇甫端を得て充実してきました。
一方、青蓮寺側に聞煥章という未知数の新星が現れ、宋江一行が王和の軍に追い詰められてきました。両者の背景を知っている読者は何だか「志村後ろ!」という気分でして、「武松も李逵も陶宗旺も、誰一人として死ぬなよ」と自ずと応援しているのでした。
水滸伝 6 (6) 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49) (集英社文庫 き 3-49)2008年05月04日
『水滸伝』第5巻 北方謙三
連休は大した動きは無く、買い物くらいしかしていませんから、空豆就寝後の読書タイムが一番の楽しみなのかもしれません。さっさと読了。結論から言いますと、今迄の中で一番面白かったです。
宋江救出戦が前半のメインでしょうか。叛徒が強過ぎるのもリアリティーを欠きますから、官軍が強いと頑張れと余計に肩入れしたくなるものです。然し、林冲は素晴らしい。
中盤の魯智深も凄いや。人肉食描写がすんなり出るのは驚嘆する他無い。二竜山・桃花山・清風山・少華山に加えて、双頭山が出来たのは大きい。
さて、後半。矢張り嫌な予感は当たらせるのが大衆小説たる所以でしょうか。到頭、梁山泊側で3名が赤札になりました。壮絶な100人斬りは、本作屈指の名場面になることでしょうね。いやあ、男の生き様、見習わねば。
水滸伝 5 (5) 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48) (集英社文庫 き 3-48)
宋江救出戦が前半のメインでしょうか。叛徒が強過ぎるのもリアリティーを欠きますから、官軍が強いと頑張れと余計に肩入れしたくなるものです。然し、林冲は素晴らしい。
中盤の魯智深も凄いや。人肉食描写がすんなり出るのは驚嘆する他無い。二竜山・桃花山・清風山・少華山に加えて、双頭山が出来たのは大きい。
さて、後半。矢張り嫌な予感は当たらせるのが大衆小説たる所以でしょうか。到頭、梁山泊側で3名が赤札になりました。壮絶な100人斬りは、本作屈指の名場面になることでしょうね。いやあ、男の生き様、見習わねば。
水滸伝 5 (5) 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48) (集英社文庫 き 3-48)『水滸伝』第4巻 北方謙三
最近読了しました。
到頭動き出した宋江の旅。穆弘・穆春・李俊らとの出会いと、李富・馬桂ら青蓮寺の暗躍が対照的に進んでいきます。李逵も登場します。因みに、「精を放つ」って表現、素晴らしいな。常用しようっと。
解説とWikipediaを読むと、宋江はカストロで、晁蓋はチェ・ゲバラで、宋はアメリカなんだそうですね。じゃあ、青蓮寺はCIAみたいなもんか。△△が死にそうだということが分かっちゃったじゃないか、ガッデム。
水滸伝 4 (4) 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47) (集英社文庫 き 3-47)
到頭動き出した宋江の旅。穆弘・穆春・李俊らとの出会いと、李富・馬桂ら青蓮寺の暗躍が対照的に進んでいきます。李逵も登場します。因みに、「精を放つ」って表現、素晴らしいな。常用しようっと。
解説とWikipediaを読むと、宋江はカストロで、晁蓋はチェ・ゲバラで、宋はアメリカなんだそうですね。じゃあ、青蓮寺はCIAみたいなもんか。△△が死にそうだということが分かっちゃったじゃないか、ガッデム。
水滸伝 4 (4) 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47) (集英社文庫 き 3-47)2008年04月26日
天ニ替ハリテ道ヲ行フ
新・水滸伝〈1〉 (吉川英治歴史時代文庫)昨夜は若者の飲み会に顔を出しました。無論最年長。一番下は昭和60年生まれだってさ。先輩面をして話をしましたよ。思う処在って、こんなエントリーも増えますがご容赦くだされ。続きを読む
2008年04月25日
『水滸伝』第3巻 北方謙三
先程読了。
今回の主人公は、楊志・魯智深・宋江・史進という感じかな。梁山泊より其の外の山寨の勢力がメインでしょうか。現在進行中の外伝の楊令も初登場です。外濠を華やかに描くと、一層梁山泊が際立つといった感じ。個人的には、戦闘時の用兵の場面や到頭動き出した宋江が印象的です。RPGの職業のようにはっきりキャラクター分けされてきていますが、呉用や朱武のような軍師ももっと沢山欲しいところ。閻婆惜は好きだったのにな。
水滸伝〈3〉輪舞の章 (集英社文庫) (集英社文庫)
今回の主人公は、楊志・魯智深・宋江・史進という感じかな。梁山泊より其の外の山寨の勢力がメインでしょうか。現在進行中の外伝の楊令も初登場です。外濠を華やかに描くと、一層梁山泊が際立つといった感じ。個人的には、戦闘時の用兵の場面や到頭動き出した宋江が印象的です。RPGの職業のようにはっきりキャラクター分けされてきていますが、呉用や朱武のような軍師ももっと沢山欲しいところ。閻婆惜は好きだったのにな。
水滸伝〈3〉輪舞の章 (集英社文庫) (集英社文庫)2008年04月20日
『水滸伝』第2巻 北方謙三
一昨日読了しました。
読む程悲しい結末が思い通りに進む、武松のエピソードから始まります。本巻の主人公は、林冲と晁蓋でしょう。漸く終盤に、山寨が「梁山泊」へと変貌を遂げ、「替天行道」の旗も掲げられました。
役割設定も明確になっており、情に厚い理想主義者(三国志の劉備みたいなもんか)の宋江、戦好きのリアリスト晁蓋、槍に於いては天下無双の豹子頭林冲、神算鬼謀の軍師にして塾の先生呉用、同志を集めて歩く流浪の和尚魯智深、船の操舵は非凡な阮三兄弟、闇の塩の道を築く大富豪盧俊義、男色を匂わせる体術使い燕青、若き棒使いの豪傑九紋竜史進、医学一辺倒の名コンビ安道全と薛永、三国時代の孫呉から伝わる暗殺軍団「致死軍」(知らなかったです)を操る公孫勝一派、生粋の武人青面獣楊志、魯智深より預かった者を教育する元禁軍武術師範王進、到頭明るみに出た国の中枢袁明率いる青蓮寺一派………などなど、魅力的な人物ばかりの男祭り。
巻末の解説は、盟友・大沢在昌です。「ワイン片手にバスローブ」というパブリックイメイジから水滸伝に至る必然性迄の流れが面白い。
水滸伝〈2〉替天の章 (集英社文庫) (集英社文庫)
読む程悲しい結末が思い通りに進む、武松のエピソードから始まります。本巻の主人公は、林冲と晁蓋でしょう。漸く終盤に、山寨が「梁山泊」へと変貌を遂げ、「替天行道」の旗も掲げられました。
役割設定も明確になっており、情に厚い理想主義者(三国志の劉備みたいなもんか)の宋江、戦好きのリアリスト晁蓋、槍に於いては天下無双の豹子頭林冲、神算鬼謀の軍師にして塾の先生呉用、同志を集めて歩く流浪の和尚魯智深、船の操舵は非凡な阮三兄弟、闇の塩の道を築く大富豪盧俊義、男色を匂わせる体術使い燕青、若き棒使いの豪傑九紋竜史進、医学一辺倒の名コンビ安道全と薛永、三国時代の孫呉から伝わる暗殺軍団「致死軍」(知らなかったです)を操る公孫勝一派、生粋の武人青面獣楊志、魯智深より預かった者を教育する元禁軍武術師範王進、到頭明るみに出た国の中枢袁明率いる青蓮寺一派………などなど、魅力的な人物ばかりの男祭り。
巻末の解説は、盟友・大沢在昌です。「ワイン片手にバスローブ」というパブリックイメイジから水滸伝に至る必然性迄の流れが面白い。
水滸伝〈2〉替天の章 (集英社文庫) (集英社文庫)2008年04月16日
2008年04月08日
『水滸伝』第1巻 北方謙三
今年は水滸伝元年にしようと年頭に決めました。横光水滸伝をちょっと読んだ程度の俺には、吉川英治から手を出すのが順当かもしれないのですが、司馬遼太郎賞を貰った本作から始めることにしました。
人物一人ひとりが深く掘り下げられており、登場する章では恰も主人公の如く振る舞いますし、また、読後に解説を読みますと、オリジナルの人物やエピソードも加えられているということで、三国志で言えば『蒼天航路』みたいだなと感じました。漫画だけど。
ハードボイルドな北方節炸裂でして、男の描き方、取り分けニヒルな生き様や武術の場面が熱い。
1巻では、宋江や晁蓋らの「志」は胎動を始めたばかりで、未だ未だ全貌は捉えられません。今後、林冲や魯智深などの各地の「点」がどのように結ばれて「線」となり、梁山泊という「面」を成して物語を紡いでいくのかが愉しみです。既に禁軍に破れるという結末を知っている訳ですが、其れすらもどう料理していくのか、注目したいと思います。
水滸伝〈1〉 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44) (集英社文庫)
人物一人ひとりが深く掘り下げられており、登場する章では恰も主人公の如く振る舞いますし、また、読後に解説を読みますと、オリジナルの人物やエピソードも加えられているということで、三国志で言えば『蒼天航路』みたいだなと感じました。漫画だけど。
ハードボイルドな北方節炸裂でして、男の描き方、取り分けニヒルな生き様や武術の場面が熱い。
1巻では、宋江や晁蓋らの「志」は胎動を始めたばかりで、未だ未だ全貌は捉えられません。今後、林冲や魯智深などの各地の「点」がどのように結ばれて「線」となり、梁山泊という「面」を成して物語を紡いでいくのかが愉しみです。既に禁軍に破れるという結末を知っている訳ですが、其れすらもどう料理していくのか、注目したいと思います。
水滸伝〈1〉 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44) (集英社文庫)2008年03月07日
『三国志諸葛孔明』石ノ森章太郎
うむ、演義ベイスで蜀贔屓。小学生が読む歴史漫画のノリで、三国志入門編としてはいいかもしれない。夏侯惇が隻眼ではない、長坂坡並びに子龍一身これ胆なりがカット、周瑜・陸遜が悪人面、何故か水軍を極める蔡瑁、[广龍]統の連環の計、赤壁が淡泊、定軍山で法正の手柄横取り、関羽が1頁で敗死、などなど突っ込み処満載ですが、長大な物語を二百頁余に収めた努力と、国民的巨匠ならではの読み易さを評価しなければならないでしょう。
最後の頁にある杜甫の詩を載せて、此の稿を閉めます。
蜀相
丞相の祠堂 何処にか尋ねん
錦官城外 柏 森森
[土皆]に映ずる碧草 自ずから春色
葉を隔つる黄[麗鳥] 空しく好音
三顧 頻繁なり 天下の計
両朝 開済す 老臣の心
出師 未だ捷たざるに身先ず死し
長へに英雄をして涙襟を満たしむ
2008年02月20日
清正公
偶々、飯を食い乍らワンセグを見ておりましたところ、「その時歴史が動いた」で加藤清正についてやっておりました。いやあ、矢っ張り、武士として一々恰好いいなあ。下克上の世にあって、豊臣家の存続を第一義として身命を賭す其の武、日本人のDNAに組み込まれている「滅びの美学」の琴線にビシビシ来ます。をのこたる者、其の生き様を学ばねばと思った次第。
以下、ウィキペディアから抜粋。
慶長16年(1611年)、豊臣秀頼が二条城で徳川家康と会見したとき、清正は浅野幸長と共に一命をかけて秀頼を守護するため、密かに懐中に短刀を忍ばせていたという。秀頼が暗殺されそうになれば、家康と刺し違えるつもりだったといわれている。
「清正、御暇給はりて我が家に帰り、懐よりちいさき刀取り出し、鞘より抜きて押し戴き、頻りに涙を流しつつ、太閤の御恩報い参らする事、今日既におわんぬ、と独語いひけるとなり」
でも、あずみにあっさり討ち取られちゃうんだよね。清正が若しも10年長生きしていたら、日本史の教科書は全然違っただろうにな。
2008年02月16日
十二人の素晴らしき軍師
今迄のラインナップは、[广龍]統・徐庶・周瑜・法正・魯粛・陳宮・荀[或,,]・郭嘉・司馬懿の9名です。残りは、諸葛亮・賈[言羽]・陸遜と見た。Tシャツは沢山あるので買えませんが、帽子ヴァージョンが出たら買うのになあ。
2008年02月02日
『火鳳燎原』6巻
今回は虎牢関がメイン。水鏡二奇(王佐の才)と袁方の活躍、呂布の謀略、劉備3兄弟の奮迅などがあって、今迄で一番面白かったです。司馬懿と趙雲らの出番は殆ど無し。澗が冷める前に華雄を斬るってのも、懐かしく思い出しました。
然し、袁方・二奇・諸葛亮・[广龍]統の以外の水鏡門下は誰でしょうね?周瑜・諸葛瑾(陸遜かも)・郭嘉辺りは予想出来るけど、残りは賈[言羽]かな?
2008年01月15日
レッドクリフ
気になる映画、「レッドクリフ」。三國志の赤壁が舞台。トニー・レオン、金城武しか公式サイトには名が載っていませんでしたが、曹操役で渡辺謙が出るという話は噂だったようですね。ともあれ、秋の公開が少し楽しみ。→映画「レッドクリフ」公式サイト
→Wikipediaにて金城、孔明じゃん!
→周潤発:映画『赤壁』降板理由めぐり“赤恥”の戦い火計だけにキナ臭い映画。
2008年01月05日
『火鳳燎原』5巻
伏線がバリバリに敷かれ、心理的な駆け引きが満載なのは相変わらず。呂布対趙雲が見所ですが、個人的には呂布やら文醜が知謀の軍師でもあるという設定に未だ馴染めません。固定観念を排せば、中々読み物として愉しめます。孫堅の娘、いいキャラだなあ。
今月登場の6巻では、三國志中最強の巨人が其の片鱗を窺わせてくれることを期待しています。連載中のYahoo!コミックはMacじゃ見られなくて口惜しいので、此の調子で毎月刊行し続けてもらいたいものです。
2007年12月30日
2007年12月26日
横山光輝三国志SRPGリヴュー
☆ 割と難易度が高いから、嘗めて掛かる可からず。また、シュミレイション故、戦闘に時間が掛かります。
☆ 「槍>馬・馬>剣・剣>槍」の三つ巴は念頭に置くのが基本。移動の足並みが揃わないと面倒なので、「張飛は精鋭槍」「劉備は弓騎馬」などと統一することが殆どかな。
☆ レヴェルが中々上がらないから、敵を成る可く沢山倒したい。でも、敵の数が多いと、直ぐ隊長をやっつけたくなる(古代軍隊のセオリー通り、武芸に秀でた者がトップらしく、やられると配下は雲散霧消)。………という悪循環。
☆ 急に人物同士が話し始めて終わったり、展開して配置が変わったり、不要な操作で不利になったりもします。勝利条件が明示されていない場合もあるってこと。いつ迄戦闘が続くんだよと思ったら、意外なところで道が拓けるやもしれませぬ。要は(で略すな玄徳)、原作を思い出す可し。
☆ ストーリーは、かなり端折ってあるのが残念だけど、携帯向けの容量を考えたら仕方無いのか。各章の始めのエピローグで、「えっ、其処も飛ばすの?」「文字で(数行で)片付けちゃったよ」と突っ込むこともありました。
【結論】
初心者に優しくないし、三国志好き、就中、横山三国志を知っている人向けという、人を択ぶゲイム。俺にはドンピシャでして、160m級ホームランです。年末年始で時間のある方は如何でしょうか?









